目次
楷書(高等部・一般部・中学生)
竹陵書
語句
廣(広)神 即 清 時 順
学習の手引き
「即」や「時」の左上のところは、たて画とよこ画の線をくっつけて書かずに、入口を開けています。こうすることによって文字の中に風が流れ、気宇の大きな文字となるのです。
落款は楷書か行書です
課題手本
秋津書道テキスト 『一般部楷書篇』31ページ
提出期間
10月1日~15日
行書(高等部・一般部・中学生)
竹陵書
語句
若 所 又 至 且 告
学習の手引き
「所」という字は、中国や日本の古典を見ると、この手本のように一画目の横画を右端まで長く伸ばして書かれているものが多くあります。この字形をよく覚えておきましょう。
落款は行書か草書です
課題手本
秋津書道テキスト 『一般部行書篇』19ページ
提出期間
10月1日~15日
草書(高等部・一般部・中学生)
竹陵書
語句
御 主 人 様 奥 様
学習の手引き
このページには「様」が2回出てくるので、一方は行書で、一方は草書で書かれています。書道では同じ紙面に同じ字が使われる場合は、変化をつけて書き分けるのが普通です。
落款は草書です
課題手本
秋津書道テキスト 『一般部草書・かな篇』8ページ
提出期間
10月1日~15日
かな(高等部)
竹陵書
語句
とた とに との
もし やし らむ
右から左へと流れる連綿
半紙の中央に手本の通り二行で書いてください。(半紙は切らずに使う)
学習の手引き
かなの連綿は上の字の終わりの位置と下の字の始まりの位置がどういう関係にあるかで、左へ流れるのか右へ流れるのかが決まります。今回の「とた」「らむ」は右から左へ流れています。
落款は草書です
課題手本
秋津書道テキスト 『高等部・かな篇』21ページ
提出期間
10月1日~15日
小学生(高学年)
竹陵書
語句
百年(ひゃくねん)
学習の手引き
「百」の右の縦画は太く書き、「年」の三本の横画は長さをよく見て書きましょう。
課題手本
『学童甲乙帖』2ページ
提出期間
10月1日~15日
小学生(低学年)
竹陵書
語句
一(いち)
学習の手引き
筆の入れ方と止め方をしっかり意識して筆を動かしましょう。
課題手本
『学童一二帖』1ページ
提出期間
10月1日~15日
古典(芸術部)褚遂良書「孟法師碑」(3)
提出期間
10月1日~15日
半紙に二行・三文字で臨書してください
語句
望青鳥之来翔
語句の意味
青鳥の来翔を望む―青鳥が飛来するのを望むばかりとなった。
学習の手引き
今月は横画に注目して臨書してみましょう。手本を見ると同じ書者の横画でもその時々に応じて変化をさせていることがわかります。まず起筆の当たりが少ない横画と強い横画があります。また起筆から少しずつ圧をかけて太くなる横画、起筆と収筆は強く、運筆の部分で筆をつり上げて細く抑揚のある横画などです。同じような起筆で、同じような太さに書かないようにしましょう。
参考手本
二玄社 中国法書選『孟法師碑』20ページ
天来書院 シリーズ書の古典18『孟法師碑』21ページ
古典(芸術部)伝紀貫之筆「高野切第三種」(3)
提出期間
10月1日~15日
半紙の中央に臨書してください。大きさは原帖と同寸大が望ましいですが、若干大きくなっても構いません。
読み
利 那
ありはらのむねやな
可 本 可
あきかせに ほころひぬらし ふぢばか
利 利 春那
ま つゞりさせてふ きりぎりすなく
歌意
秋風に綻んだらしい藤袴を綴らせて(繕わせて)とこおろぎの鳴いている。(在原棟梁『古今和歌集』1020)
学習の手引き(伝紀貫之筆)
「高野切第三種」は変体仮名の割合が少ないです。幾種類かの変体仮名を覚えてしまえば読むにも書くにも優しい古筆です。極端な字形の変化もないので初心者向きといえるでしょう。練習前に肩や腕をほぐし体からリラックスさせましょう。心もほぐれると思います。
参考手本
二玄社 日本名筆選5『高野切第三種』27ページ