ボーリング
熊本 古閑中 田島あけみ
ストライク出ればみんなでタッチする和気あいあいの笑顔あふれる
チーム戦高得点を目指します一致団結健康サロン
評
明るく和やかな様子が伝わる2首。チーム戦というところが、また良いですね。体を動かして仲間と笑い、喜び合う時間の楽しさは、格別だったことでしょう。歌ごもり
大分 亀川 斎藤スヱ子
歌ごもり同室の人気に掛かる一目で安堵楽しい一夜
歌ごもり余興の時間長崎の伝統芸能に目を奪われる
評
歌ごもりに参加された作者の不安が、1首目から伝わりますが、案じてお過ごしだったようですね。歌ごもりで、普段の短歌会では味わえないような感動があったことと思います。役者
熊本 瓦屋 岩本つよ子
「役者だわ」コントに思わず爆笑す荒筋巧みまさかの落ちに
ポーズ決めプロの技冴え踊り子は四歳と知り鳥肌の立つ
評
コントの面白さが爆笑に表われています。大きな声で笑い、日常では味わえないような楽しい時間を過ごされ、プロの芸に感心された作者です。旅行
大分 ふじが丘 酒井ツネ子
杖をつき娘二人と旅行する気分は少女ハウステンボス
スケジュール八十路の吾に合わせくれ二日三日のハウステンボス
評
作者の喜びと娘さんお2人の優しさが伝わってくる2首。1首目の上句と下句のギャップが良いですね。鯉のぼり
熊本 健軍 石上 敦子
高らかに五月(サツキ)の風を呑み込んで昇るが如く舞う鯉のぼり
青色と緑の色の鯉のぼり一旒増えて誕生を知る
評
1首目の上句から、爽やかな五月の風に泳ぐ鯉のぼりの様子が伝わります。2首目の下句には鯉のぼりを見て、男子誕生の喜びを知り、ほのぼのとしている作者が感じられます。さくらんぼ
大分 鶴居 池田麻紀子
実家には艶めくルビーさくらんぼ摘みゆく籠は宝石箱に
コトコトと鍋の中踊るさくらんぼレモン三滴ジャム鮮やかに
評
つやつやとしたさくらんぼの色が浮かんできました。下句の表現がその様子をしっかり伝え、魅力的です。2首目のさくらんぼのジャムとは、どんな味がするのでしょう。米作り
大分 鶴望 𠮷岡 和子
早朝に水路のそうじに汗ながす夫と仲間等稲作の為
米作り「今年もやるぞ」夫の声いつまで出来るか孫等の為に
評
お米には何かと翻弄された時期もありましたが、今年も米作りに精を出す御主人と仲間の方々、2首目の上句にその覚悟が感じられました。短歌
オシャレしてドライブしても一人では花と野菜の苗を買うのみ
(大分 岩屋 戸髙 英美)
(大分 岩屋 戸髙 英美)
復興を励ますブルーインパルス見上げる空に希望膨らむ
(熊本 楠 田島シメ子)
(熊本 楠 田島シメ子)
空に向け両手広げる木蓮の花は清らか明るく気高い
(熊本 古閑中 印口 八男)
(熊本 古閑中 印口 八男)
新緑がキラキラ光る雨上りつばめがスイと目の前をとぶ
(大分 亀川 加藤美代子)
(大分 亀川 加藤美代子)
電話音ガンが消えたと友人の喜びの声流れる涙
(熊本 瓦屋 緒方 礼子)
(熊本 瓦屋 緒方 礼子)
連休も休む暇なく孫の為球磨川辺りで石投げ合戦
(熊本 あさぎり 濱田美代子)
(熊本 あさぎり 濱田美代子)
素焼き鉢の小さき宇宙で何おもう睡蓮の下六匹のメダカ
(熊本 あさぎり 愛甲たづ子)
(熊本 あさぎり 愛甲たづ子)
体力と肥満対策二週間心も軽く変わりはじめる
(熊本 出仲間 北村功一郎)
(熊本 出仲間 北村功一郎)
朝まだき角を曲がると折れそうな三日月ぽつんとこちらを見てる
(大分 鶴居 平原美津代)
(大分 鶴居 平原美津代)
週一度子供短歌に励む孫日々の成長見守りており
(熊本 健軍 俵 洋子)
(熊本 健軍 俵 洋子)
息切らし遥かに高き石段を踏み締め登る色見熊野座
(熊本 健軍 大野 貴子)
(熊本 健軍 大野 貴子)
夢に出た夫の姿はいきいきと「ボチボチ歩め」と声かけくれる
(熊本 瓦屋 鳥越セツ子)
(熊本 瓦屋 鳥越セツ子)
晴れた日に愛用の品送り出す心が少しキュンとさよなら
(大分 東大分 工藤 智子)
(大分 東大分 工藤 智子)
清流の天岩戸(あまのいわと)を拝むれば小石重ねる異国の人よ
(大分 滝尾 佐藤 妙子)
(大分 滝尾 佐藤 妙子)
子供の日若葉と揺れる鯉のぼり川の真上をよろこび泳ぐ
(大分 横瀬 宮崎 愛子)
(大分 横瀬 宮崎 愛子)
吉四六さんトンチで名高い野津の町笑顔あふれて行き交う人等よ
(大分 諏訪 後藤 豊子)
(大分 諏訪 後藤 豊子)
年一回息子に会いに上京し手料理作り健康願う
(熊本 出仲間 坂本由紀子)
(熊本 出仲間 坂本由紀子)
頼られたい吾子への思いもう卒業私も娘も自立の時よ
(熊本 菊水 安田 明美)
(熊本 菊水 安田 明美)
雨上がり青葉輝き散る桜移ろい眺めつ天和の里へ
(大分 鶴居 尾方 厚子)
(大分 鶴居 尾方 厚子)
人生の峠を超えた飲み仲間今年も桜観れたと喜ぶ
(熊本 あさぎり 若杉 広秋)
(熊本 あさぎり 若杉 広秋)
義弟はお墓参りに帰省して夫のお墓をピカピカにする
(熊本 出仲間 早瀬 富子)
(熊本 出仲間 早瀬 富子)
初めてのイチゴ狩りにワクワクの甘いかおりは食欲そそる
(熊本 平井 岡澤 瑞恵)
(熊本 平井 岡澤 瑞恵)
選をおえて
今月も皆様の生活や感動の短歌に接し、嬉しく思いながら選をさせていただきました。こちらの地方新聞の6月26日の記事に、子育て短歌の特集が載っていました。その時々の瑞瑞しい感動を残すことは、自分誌を作っていることになるのではないかと改めて思ったところです。来月も皆様の御投稿を楽しみにお待ちして居ります。