倫理研究所
生涯局講師 宮城麻里
子供のことを思うあまり、つい苦手な部分や出来ないところに目が向いてしまうものです。
しかし、見方を少し変えて、掛ける言葉を変えることで、親子の関係や子供の成長に思いがけない変化が生まれることがあります。
兄弟喧嘩が絶えなかった息子たちとの日々を振り返りながら、「認めて励ます」大切さについて綴っていただきました。
昨年、ネットで買い物をした際、取引に不安が生じ、発送前にキャンセルする事態が起きました。安易に購入したことを反省していると、26歳と24歳の二人の息子から「良い経験したやん」「それぐらいやったら大丈夫」と励ましの言葉を掛けられました。
子育ても終わり、もうすでに立場が逆転しているような親子になりましたが、息子たちが小さい頃には毎日繰り返す兄弟喧嘩に悩まされたこともありました。
子育ても終わり、もうすでに立場が逆転しているような親子になりましたが、息子たちが小さい頃には毎日繰り返す兄弟喧嘩に悩まされたこともありました。
出来ているところを見る
ちょうどその頃「子育てセミナー」で「子供の出来ないところに目を向けず、出来ているところに目を向けましょう」と学びました。早速、子供たちの出来ているところを見て、声掛けの仕方を変えるようにしてみました。
喧嘩中は見ない。その代わり、仲良くゲームをしている時に「仲良しやね」と声を掛けるようにしました。
そして、夫や両親に日々の兄弟喧嘩の報告をしていたのをやめ、仲が良いところを伝えるようにしました。仲が良いことを褒められるようになった息子たちは、喧嘩も減って少しずつ穏やかな関係になり、長男が小学5年生の時には、「俺らは仲が良いよなぁ」と笑いながら話すほどになりました。一昨年には2人で1週間のヨーロッパ旅行に行くほど、成人した今も仲良しです。
喧嘩中は見ない。その代わり、仲良くゲームをしている時に「仲良しやね」と声を掛けるようにしました。
そして、夫や両親に日々の兄弟喧嘩の報告をしていたのをやめ、仲が良いところを伝えるようにしました。仲が良いことを褒められるようになった息子たちは、喧嘩も減って少しずつ穏やかな関係になり、長男が小学5年生の時には、「俺らは仲が良いよなぁ」と笑いながら話すほどになりました。一昨年には2人で1週間のヨーロッパ旅行に行くほど、成人した今も仲良しです。
「早くして!」は効果なし
息子たちが小学生の頃、ほぼ毎朝「早く起きなさい!」と声を掛けていました。
しかし、自分で起きて欲しいという思いから、セミナーを機に、声の掛け方を変えてみました。
あえて足音を立てて階段を上がったり、「今日もいい天気!」と声を出しながらカーテンを開けたり。子供へのアプローチの仕方を変えてみました。言われたからではなく気付いたから起きるという習慣に変えていきました。
それでも起きない時は、「こんな時間だけど大丈夫?」とだけ声を掛け、起きるか起きないかは子供に任せ、〈たとえ遅刻をしてもこの子なら大丈夫〉と信じて待ちました。
自分で起きてきた時は「頑張って起きられたね」と子供の努力を言葉にして伝えました。
息子たちは照れ笑いしながらも、顔はとても嬉しそうでした。
自分で起きる自信がついた息子たちは、たまに私が起こすことがあっても「起こしてくれてありがとう」と言うようになりました。
「褒める」ということは、「認める」ということです。子供は認められると嬉しくなり、その喜びが進んで物事に取り組む姿勢や、何事も諦めない忍耐力を育みます。
「認めて励ます」ということを学んでからは、息子たちへの声掛けが変わりました。「頑張ってるね」「大丈夫」「自分で選んだ道が一番」。失敗をしたら「良い経験をしたね」と、肯定的な言葉を掛け続けました。
その声掛けを始めて十数年。息子たちは私が掛けた言葉を私や周りにも掛けてくれるようになり、夢や目標を常に掲げて人生を楽しんでいます。
親に認められていると実感することは、子供の自信となり、生きる力やエネルギーになることを実感した私の子育てでした。
しかし、自分で起きて欲しいという思いから、セミナーを機に、声の掛け方を変えてみました。
あえて足音を立てて階段を上がったり、「今日もいい天気!」と声を出しながらカーテンを開けたり。子供へのアプローチの仕方を変えてみました。言われたからではなく気付いたから起きるという習慣に変えていきました。
それでも起きない時は、「こんな時間だけど大丈夫?」とだけ声を掛け、起きるか起きないかは子供に任せ、〈たとえ遅刻をしてもこの子なら大丈夫〉と信じて待ちました。
自分で起きてきた時は「頑張って起きられたね」と子供の努力を言葉にして伝えました。
息子たちは照れ笑いしながらも、顔はとても嬉しそうでした。
自分で起きる自信がついた息子たちは、たまに私が起こすことがあっても「起こしてくれてありがとう」と言うようになりました。
「褒める」ということは、「認める」ということです。子供は認められると嬉しくなり、その喜びが進んで物事に取り組む姿勢や、何事も諦めない忍耐力を育みます。
「認めて励ます」ということを学んでからは、息子たちへの声掛けが変わりました。「頑張ってるね」「大丈夫」「自分で選んだ道が一番」。失敗をしたら「良い経験をしたね」と、肯定的な言葉を掛け続けました。
その声掛けを始めて十数年。息子たちは私が掛けた言葉を私や周りにも掛けてくれるようになり、夢や目標を常に掲げて人生を楽しんでいます。
親に認められていると実感することは、子供の自信となり、生きる力やエネルギーになることを実感した私の子育てでした。
【今月のポイント】
困った時こそ、子供や環境を見る視点や掛ける言葉を変えてみましょう。
認めて励ます言葉が、子供の自信と前向きな力を育みます。