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9月 飛雲集(東部) 町田義三 選
ジェルネイル 茨城 大貫 高崎 睦美 春めきてボルドー色からオレンジへネイルチェンジに心もはずむ 月一度ネイルを替えて気分変え仕事に子育て今日も駆けゆく 評 季節の移り変わりと心のときめきが、ネイルの色を通して鮮やかに表現されています。2首目、忙しさが目に浮かびます。ネイルをチェ…
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9月 飛雲集(岐阜・静岡・愛知・三重) 長谷川眞砂野 選
雲見浅間神社 静岡 裾野 千葉真由美 息切らし急な石段踏みしめて磐長姫(いわながひめ)待つ絶景の海へ 海と空伊豆の島々一望(いちぼう)す頂(いただ)き険(けわ)し雲見の社(やしろ) 評 雲見浅間神社は、烏帽子山山頂に鎮座する神社で、駿河湾と富士山を一望できる絶景スポットと知りまし…
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9月 飛雲集(近畿) 井ノ上修二 選
別府温泉 大阪 松原 北野 佑汰 喜んで地獄を見に行く人がいて別府の街に活気が宿る 艶やかなネオンと湯気で出迎える別府の街の朝は淋しげ 評 別府温泉には、7つの温泉を巡る「地獄めぐり」があります。「地獄」を喜んで見に行く人たちが、別府の街に活気を与える、という視点がユニークですね…
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9月 飛雲集(中国・四国・福岡) 和田和子 選
リュウマチ 福岡 合河 米田 隆佳 リュウマチで倒れ起きれず寝小をし思わず涙溢れ散るなり リュウマチで友との旅行キャンセルに残念無念喜寿の旅消ゆ 評 リュウマチを煩われておられる作者。その辛い様子を見事に赤裸々に詠まれています。「友との旅行キャンセル」に、喜寿を迎えられ、その無念…
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9月 飛雲集(佐賀・長崎・熊本) 佐々木裕子 選
茶摘み 熊本 古閑中 藤永 和広 五月晴れ初夏の茶摘みはお隣りと会話の弾み心は和む 柔らかな新芽の手触り心地良く初夏の茶摘みに時を忘れる 評 1首目、爽やかな5月晴れの中、お隣りの茶摘みの方との会話も弾みます。2首目も素晴らしい。新芽の手触りと葉の香りが伝わってくる詠いぶりです。…
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9月 飛雲集(大分・宮崎・鹿児島) 三浦恵美子 選
パッチワーク 鹿児島 田崎 眞邉 俊子 布選びしるし付け終えさあいくぞとパッチワークの針を進める 大作を目指しパーツをつなぎゆく手までワクワクパッチワークよ 評 パッチワークで大作を目指す作者。「布選び」、「しるし付け」、「さあいくぞ」と針を進めるのですね。仕上がりがワクワクです…
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9月 飛雲集(沖縄) 山口喜久子 選
古本屋 沖縄 読谷 比嘉 悠理 古本屋昭和の作家なつかしく若かりし日にタイムスリップ 古本屋百均文庫をどっさりと昭和時代を楽しんでる今 評 古本屋さんを見つけると、私もつい覗いてみたくなります。本は一生の友達です。いろんな想い出も、本とともに甦りますし、大切なことも教えてくれます…
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9月 子育てTanka
子の成長 東京 王子神谷 脊板 幸子 怖がってエサもやれずにいた吾子も五歳の今は飼育員のよう 「やだよぉ」と言いて大人の顔うかがいイヤイヤ楽しむ二歳の吾子よ 評 5歳のお子様、2歳のお子様。それぞれの今を詠んでいる愛らしい短歌は、成長の記録であり、作者の宝ものですね。お子様にとっ…
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9月 真砂集(東東京) 松井愛子 選
ショック 東京 水元 笠原 道子 昨日も笑顔で会話お隣りさん呼べど届かぬ黄泉へ旅立つ 真夜中のサイレンの音けたたまし隣りの奥さん運ばれゆきぬ 評 昨日、笑顔で会話した方が真夜中に救急車で運ばれて、今日は亡くなられたと。情景が良く分かり、大きなショックを受けられた作者です。他人事で…
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9月 真砂集(西東京・海外) 狩俣淳子 選
青き戦士 東京 倫研 塚本 玄樹 サッカーの試合に臨む吾子が言う「俺はサムライブルーのようだ」 録画したサムライブルーを観返してイメトレ励む大会前夜 評 サッカーのアスリートとして励んでいる息子さんは、自身を「サムライブルー」と言ったり、試合を見てイメトレしたりと、将来はワールド…
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9月 真砂集(埼玉) 多和田詩朗 選
夫婦喧嘩 埼玉 蕨 大橋葉奈子 わたしとて自分の時間欲しいんじゃお盆の帰省子ら連れて行け 喧嘩した翌朝夫は早起きすオムレツ・おにぎりいそいそ作る 評 心境を素直に詠めていて、叱られているようで、失礼かも知れませんが、おもしろいとさえ感じました。本当なら、2首目も怒りで行きたかった…
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9月 真砂集(千葉) 秋元千枝子 選
○ 千葉 松戸根本 松戸 隆政 運動会駆ける子どもの汗光り歓声ひびく初夏の校庭 追い越して転んで立ってまた走る子どもの姿に勇気をもらう 評 近年、運動会は秋から初夏へと時期を移して開催する学校が増えている様です。汗を光らせながら、転んでも又立ち上がり、全力で駆ける子供の姿に勇気を…